にんにくと唐辛子、オリーブオイルだけで作るペペロンチーノは、材料が少ないぶん素材の質がそのまま味に出るパスタです。ここに蒸しほたてを加えると、貝の旨みがオイルに溶け出し、シンプルなはずの一皿が一気に奥行きを増します。
材料と作り方
たっぷりの湯に塩を入れてパスタを茹ではじめます。その間にフライパンにオリーブオイルとつぶしたにんにく、輪切りの唐辛子を入れ、弱火でじっくり香りを移します。にんにくが色づいたら、ざく切りにしたキャベツを加えてさっと炒めます。
パスタの茹で汁をおたま一杯分加えてオイルとなじませ、解凍した蒸しほたてを加えます。茹で上がったパスタを入れて手早く和え、塩で味をととのえれば完成です。
| 材料 | 分量の目安(2人分) |
|---|---|
| パスタ | 200g |
| 蒸しほたて | 8個ほど |
| キャベツ | 2〜3枚 |
| にんにく | 2かけ |
| 唐辛子 | 1本 |
| オリーブオイル | 大さじ3 |
茹で汁がソースをつくる
ペペロンチーノがうまくまとまらない原因のほとんどは、オイルと水分が分離していることです。パスタの茹で汁にはでんぷんが溶けており、これがオイルと水をつなぐ役目を果たします。茹で汁を加えたらフライパンを揺すってしっかり混ぜ、白っぽくとろりとした状態をつくってからパスタを入れましょう。
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ほたてを入れるタイミング
蒸しほたてはすでに火が通っているため、早く入れすぎると加熱しすぎて固くなります。仕上げの直前、パスタと和える直前に加えるのがちょうどいい頃合いです。解凍時に出たドリップも旨みを含んでいるので、少量なら一緒にフライパンへ加えてしまって構いません。
- にんにくは弱火でじっくり、焦がさない
- 茹で汁を加えてしっかり乳化させる
- ほたては最後に加えて温める程度に
- 仕上げに黒こしょうやパセリを少々
具を足しすぎない
つい具材を増やしたくなりますが、ペペロンチーノは引き算の料理です。キャベツとほたてだけに絞ることで、貝の甘みとにんにくの香りが際立ちます。物足りなければ、レモンをひと搾りするか、仕上げにオリーブオイルを少し回しかけるくらいがちょうどいいでしょう。
まとめ
蒸しほたてを加えたペペロンチーノは、材料が少ないのに味は濃厚という不思議な一皿です。茹で汁でしっかり乳化させ、ほたては最後に。この二点さえ守れば、家庭のフライパンでも十分に満足のいく仕上がりになります。



