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ほたてのリゾット — 生米から20分、旨味を米に吸わせる

リゾットは難しくありません。米を洗わない、少しずつ煮汁を足す、この二つだけ。ほたての旨味を米が一粒ずつ吸っていきます。

ほたてのリゾット — 生米から20分、旨味を米に吸わせる

リゾットというと店で食べるものという感じがしますが、材料も工程もそんなに多くありません。むしろ、鍋の前に立って混ぜている20分さえあれば作れます。

ほたてを使うと、貝の旨味を米が吸って、スープの素を使わなくても十分に深い味になります。

材料(2人分)

材料 分量
米 1合(150g)
蒸しほたて 8粒
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1片
オリーブオイル 大さじ1
白ワイン 50ml
湯 600〜700ml
バター 15g
粉チーズ 大さじ3
塩・黒こしょう 適量

イタリア米がなくても、日本の米で問題ありません。ただし洗わずに使います。表面のでんぷんが、とろみのもとになるからです。

作り方

  1. 鍋か深めのフライパンにオリーブオイルを熱し、みじん切りの玉ねぎとにんにくを弱火で炒めます。
  2. 米をそのまま加え、中火で1〜2分炒めます。米が半透明になったら次へ。
  3. 白ワインを注ぎ、水分がほぼなくなるまで混ぜます。
  4. 熱い湯をお玉1杯ずつ加えます。前の分がほぼ吸われたら次を足す、を繰り返します。
  5. これを15〜18分続けます。米の芯がわずかに残る手前が食べごろです。
  6. 火を止め、バターと粉チーズ、ほたてを加えて混ぜます。余熱でほたてを温めるのがちょうどよい加減です。

湯は必ず温かいものを使ってください。冷たい水を足すと鍋の温度が下がり、米の炊け方が不均一になります。


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ほたての解凍水は捨てない

冷凍のほたてを冷蔵庫で解凍すると、袋の底に少し水分が出ます。これには旨味が溶けているので、捨てずに使ってください。

湯に混ぜて足していけば、それだけでスープの素の代わりになります。量が少なくても効果はあります。貝の旨味は少量でも輪郭がはっきりしているからです。

固さの調整

リゾットの正解の固さは好みで変わります。目安として持っておくと便利です。

  • アルデンテ寄り:15分ほどで火を止める。芯がはっきり残る
  • 標準:17〜18分。やわらかいが形は残る
  • やわらかめ:湯を足しながら20分以上。おかゆに近づく

食べるまでに時間がかかりそうなときは、少し固めで止めてください。皿に盛ってからも余熱で進みます。

アレンジ

きのこを一緒に炒めれば秋らしくなります。トマトを加えれば赤いリゾットに。ほうれん草を刻んで最後に混ぜると、緑がきれいに出ます。

翌日に残ったら、丸めてパン粉をつけて揚げると、ライスコロッケになります。中にチーズを一粒入れておくのがおすすめです。

まとめ

米を洗わない、湯は温かいものを少しずつ、ほたては最後に余熱で。この三つを押さえれば、リゾットは家庭料理の範囲に入ります。鍋の前で混ぜている20分を、少し楽しんでみてください。

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