リゾットというと店で食べるものという感じがしますが、材料も工程もそんなに多くありません。むしろ、鍋の前に立って混ぜている20分さえあれば作れます。
ほたてを使うと、貝の旨味を米が吸って、スープの素を使わなくても十分に深い味になります。
材料(2人分)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 米 | 1合(150g) |
| 蒸しほたて | 8粒 |
| 玉ねぎ | 1/4個 |
| にんにく | 1片 |
| オリーブオイル | 大さじ1 |
| 白ワイン | 50ml |
| 湯 | 600〜700ml |
| バター | 15g |
| 粉チーズ | 大さじ3 |
| 塩・黒こしょう | 適量 |
イタリア米がなくても、日本の米で問題ありません。ただし洗わずに使います。表面のでんぷんが、とろみのもとになるからです。
作り方
- 鍋か深めのフライパンにオリーブオイルを熱し、みじん切りの玉ねぎとにんにくを弱火で炒めます。
- 米をそのまま加え、中火で1〜2分炒めます。米が半透明になったら次へ。
- 白ワインを注ぎ、水分がほぼなくなるまで混ぜます。
- 熱い湯をお玉1杯ずつ加えます。前の分がほぼ吸われたら次を足す、を繰り返します。
- これを15〜18分続けます。米の芯がわずかに残る手前が食べごろです。
- 火を止め、バターと粉チーズ、ほたてを加えて混ぜます。余熱でほたてを温めるのがちょうどよい加減です。
湯は必ず温かいものを使ってください。冷たい水を足すと鍋の温度が下がり、米の炊け方が不均一になります。
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ほたての解凍水は捨てない
冷凍のほたてを冷蔵庫で解凍すると、袋の底に少し水分が出ます。これには旨味が溶けているので、捨てずに使ってください。
湯に混ぜて足していけば、それだけでスープの素の代わりになります。量が少なくても効果はあります。貝の旨味は少量でも輪郭がはっきりしているからです。
固さの調整
リゾットの正解の固さは好みで変わります。目安として持っておくと便利です。
- アルデンテ寄り:15分ほどで火を止める。芯がはっきり残る
- 標準:17〜18分。やわらかいが形は残る
- やわらかめ:湯を足しながら20分以上。おかゆに近づく
食べるまでに時間がかかりそうなときは、少し固めで止めてください。皿に盛ってからも余熱で進みます。
アレンジ
きのこを一緒に炒めれば秋らしくなります。トマトを加えれば赤いリゾットに。ほうれん草を刻んで最後に混ぜると、緑がきれいに出ます。
翌日に残ったら、丸めてパン粉をつけて揚げると、ライスコロッケになります。中にチーズを一粒入れておくのがおすすめです。
まとめ
米を洗わない、湯は温かいものを少しずつ、ほたては最後に余熱で。この三つを押さえれば、リゾットは家庭料理の範囲に入ります。鍋の前で混ぜている20分を、少し楽しんでみてください。



