HOTATE OUJIイチヤマジュウ塩越商店 SINCE 1960
蒸しほたてを注文するTABECHOKU →
← ジャーナル一覧へ

ほたての茶碗蒸し — 「す」が入らない、家庭でできる基本

難しそうに見えて、卵と出汁の比率と火加減さえ守れば失敗しません。ほたてを入れると、だしを別に取らなくても旨味が立ちます。

ほたての茶碗蒸し — 「す」が入らない、家庭でできる基本

茶碗蒸しは「料理屋のもの」という印象があるかもしれません。けれど、覚えることは二つだけです。卵と出汁の比率と、強く加熱しないこと。この二点を外さなければ、家庭のコンロで十分きれいに作れます。

そこにほたてを入れると、貝の旨味が出汁に溶け出して、味に厚みが出ます。

材料(4個分)

材料 分量
卵 2個(約100ml)
出汁 300ml
蒸しほたて 4〜8粒
しょうゆ 小さじ1
塩 小さじ1/3
みりん 小さじ1
三つ葉・しいたけなど 適量

比率の目安は卵1に対して出汁3です。卵液の量を計ってから、その3倍の出汁を用意すると考えると分かりやすくなります。出汁を増やすとやわらかく、減らすとしっかり固まります。

作り方

  1. 卵を溶きます。泡立てないこと。箸を器の底につけたまま左右に動かすと、泡が立ちにくくなります。
  2. 出汁に調味料を混ぜ、人肌程度に冷ましてから卵に加えます。熱いまま入れると卵が固まってしまいます。
  3. こし器やザルで必ずこします。この一手間で口当たりがまったく変わります。
  4. 器にほたてと具材を入れ、卵液を静かに注ぎます。表面の泡はスプーンで取り除きます。
  5. 蒸気の上がった蒸し器に入れ、最初の2分は強火、そのあと弱火で12〜13分。
  6. 竹串を刺して澄んだ汁が出たら完成です。

「す」が入る原因はひとつ

表面や中に穴が空いてしまう「す」は、ほぼ加熱しすぎが原因です。卵液の温度が上がりすぎると、中の水分が沸騰して気泡になります。

対策はシンプルです。

  • 弱火を守る(蒸し器の中がぐらぐら沸いていたら火が強すぎます)
  • ふたを少しずらして、蒸気を逃がす
  • 加熱時間を延ばしすぎない

火が弱くて固まらなかった場合は、数分足せば済みます。強すぎて「す」が入ってしまうと、もう戻せません。迷ったら弱いほうへ。


🛒 陸奥湾の蒸しほたて、ご家庭にいかがですか?

青森・陸奥湾で家族三代続く塩越商店の蒸しほたて。蒸し上げ当日に急速凍結、そのまま食卓へ。

▶ 食べチョクで購入する / ▶ 楽天ふるさと納税で見る / ▶ ポケットマルシェで買う


ほたてを入れる位置

ほたては器の底に沈めておくのがおすすめです。卵液に守られる形になり、加熱の影響を受けにくくなります。

大きめの粒なら半分に切ってもかまいません。むしろ切り口から旨味が出て、卵液全体においしさが回ります。

秋の具材合わせ

季節の具を足すと、ぐっと表情が出ます。

  • しめじ、まいたけ:香りが出汁になじみます
  • 銀杏:秋らしさが一気に増します
  • ゆず皮:仕上げに少しのせるだけで香りが立ちます

具は入れすぎないほうがきれいに仕上がります。器の三分の一くらいまでが目安です。

まとめ

卵1:出汁3、こす、弱火。この三つだけ覚えておけば、茶碗蒸しは家庭料理になります。ほたてが入れば、だしの旨味は貝が補ってくれます。涼しくなってきた夜の一品にどうぞ。

関連記事

RELATED

関連する記事