天ぷらというと海老やきすが定番ですが、ほたての貝柱もよく合います。衣が水分を逃さないので、中はふっくら、甘みがぎゅっと残ります。揚げものは苦手という方にも試していただきたい一品です。
材料(2人分)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 蒸しほたて | 8粒ほど |
| 薄力粉 | 50g |
| 冷水 | 80mlほど |
| 卵 | 1/2個 |
| 打ち粉用の薄力粉 | 少々 |
| 揚げ油 | 適量 |
| 塩・レモン | お好みで |
下ごしらえがすべて
天ぷらでいちばん大事なのは、揚げる前の水気取りです。ほたてを冷蔵庫でゆっくり解凍したら、キッチンペーパーで表面をしっかり押さえます。ここが甘いと油がはねますし、衣も剥がれやすくなります。
水気を取ったら、薄く打ち粉をまぶします。粉が衣と貝柱をつなぐ橋の役割をしてくれるので、この一手間で仕上がりが変わります。
作り方
- 卵と冷水を混ぜ、薄力粉を加えてさっくり混ぜます。粉が少し残るくらいでやめるのがコツ。混ぜすぎると衣が重くなります。
- 油を170〜180℃に熱します。衣を少し落として、途中まで沈んですぐ浮いてくるくらいが目安です。
- 打ち粉をしたほたてを衣にくぐらせ、静かに油へ入れます。
- 1分半ほどで引き上げます。衣が固まって、泡が小さくなってきたら合図です。
- 網に立てかけるように置いて油を切り、塩かレモンでどうぞ。
蒸しほたては火が通っているので、狙うのは「衣を揚げること」だけ。長く揚げると中の水分が抜けて縮んでしまいます。短時間で引き上げる勇気が、この料理のすべてです。
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サクッと仕上げる小さなコツ
- 衣は冷たいまま使う。ボウルの下に氷水を当てておくと安定します
- 一度に入れるのは鍋の表面の半分まで。油の温度が下がると衣が油を吸います
- 揚げ終わったら重ねずに置く。蒸気がこもるとせっかくの衣がしんなりします
食べ方のバリエーション
塩とレモンが基本ですが、抹茶塩やカレー塩にすると印象がぐっと変わります。天つゆで食べるなら、大根おろしをたっぷり添えると後味が軽くなります。
余った天ぷらは、翌日に天丼や天とじ丼にしてしまうのが早道です。少ししんなりした衣がつゆを吸って、それはそれでおいしくなります。うどんやそばに乗せるのもよいでしょう。
大葉やのりで巻いても
ほたてを大葉で包んでから衣をつけると、香りが立って上品な一品になります。のりで巻けば磯の香りが加わり、お酒の肴にちょうどよい味わいです。どちらも手間はほとんど変わりません。
まとめ
天ぷらは難しそうに見えて、押さえるところは「水気を取る」「衣を混ぜすぎない」「短時間で揚げる」の三つだけです。ほたての甘みを衣の中に閉じ込めた一皿を、ぜひ揚げたてで召し上がってください。



