← ブログ一覧へ
ほたての天敵はヒトデ? 海の中で繰り広げられる攻防のはなし

ほたての天敵はヒトデ? 海の中で繰り広げられる攻防のはなし

おとなしそうに見えるヒトデが、実はほたての手ごわい天敵。海の中でほたてはどう身を守るのか、天敵との攻防と養殖での対策を陸奥湾のほたて屋が解説します。

星の形をしたヒトデ。のんびり海底にいる姿は、とてもハンターには見えません。ところがこのヒトデ、ほたてにとっては手ごわい天敵なのです。今回は、海の中で繰り広げられる攻防のはなしをご紹介します。

ヒトデはどうやってほたてを食べる?

ヒトデは、たくさんの管足(かんそく)という小さな足を使い、ほたての貝殻をじわじわと引き開けます。ほたても閉殻筋で必死に殻を閉じますが、ヒトデが根気強く力をかけ続けると、やがてわずかな隙間ができてしまいます。

そのすきにヒトデは胃袋を体の外に出し、貝の中に差し込んで消化してしまう——なんとも大胆な食べ方をするのです。

ほたても、ただやられはしない

ほたては天敵に対して無防備なわけではありません。ヒトデが近づくと、貝殻を勢いよく開閉してジェット噴射で逃げ出すことがあります。じっとしている貝の多くと違い、ほたては自ら移動して危険から逃れられるのが強みです。

場面 ほたての反応
天敵が近づく 殻を開閉してその場から泳いで逃げる
つかまれそう 素早くジャンプするように移動する

🛒 陸奥湾の蒸しほたて、ご家庭にいかがですか?

青森・陸奥湾で家族三代続く塩越商店の蒸しほたて。蒸し上げ当日に急速凍結、そのまま食卓へ。

▶ 食べチョクで購入する▶ 楽天ふるさと納税で見る


養殖では天敵からどう守る?

天然の海底で暮らすほたては、ヒトデや巻貝などの天敵にさらされます。そこで養殖では、ほたてをカゴに入れたり、耳の部分に糸を通して海中に吊るしたりして、海底から離して育てる方法がとられます。

海底から離すことで、ヒトデに襲われるリスクをぐっと減らせるのです。生産者は定期的に付着物を掃除し、ほたてが元気に育つ環境を保っています。

天敵の存在も海の一部

ヒトデはほたてにとっては厄介者ですが、海の生き物のつながりの中では大切な役割を担っています。弱った貝を食べることで海底を掃除する役目もあり、生態系のバランスを支えているのです。

まとめ

おとなしそうなヒトデも、ほたてにとっては油断できない天敵。けれどほたては泳いで逃げる術を持ち、養殖では吊るす工夫で守られています。海の中の小さな攻防を知ると、一粒のほたてがたくましく感じられます。

関連記事

関連記事